目次
初めに
こんにちは。AIシステム技術部 K山です。
前回の記事では、OSの一種である「Linux」について紹介しました。
前回のおさらい
・Linuxはwindowsなどと異なり、無料で公表されているため誰でも使うことができる ・Linuxカーネル単体では動かすことができないが、様々なソフトがカスタマイズされたディストリビューションを利用することですぐに操作できる ・ディストリビューションを大きく分けると、「Debian系、RedHat系、Slackware系」の3つがある Debian系は1番初心者向きで、Slackware系は玄人向き間を使用することにより、ほとんど正確な推測ができる |
Ubuntsuを始めるには?
では早速、今使っているWindows10のPCにUbuntsuも入れたいと思います・・・が、
そもそも、OSが既に入っているPCにさらに別のOSを入れることは可能なのでしょうか?
→OSは、第8回目のブログで説明しているため参考にどうぞ。
調べたところ、「デュアルブート」を利用すれば実現できるようです。
キーワード
というわけで、デュアルブートでUbuntsuを入れてみましょう
ちょっと待った!それよりも便利な「vmware」を使ってみるといいよ
より便利?デュアルブートでも問題なさそうですが・・
デュアルブートでインストールしようとしたところ、上司のI田さんから「vmware」というものを勧められました。
より便利とのことなので「vmware」の方でインストールしたいと思いますが、
その前に、デュアルブートと一体何が違うのか?について調べてみましょう。
VMWareとデュアルブートの違いとは?
そもそも「VMWare」とはなんでしょうか。
キーワード
用語解説を比べると、VMWareとデュアルブートは似ていますが、
異なる点があるとしたら、ソフトなのか、ソフトではないのかというところでしょうか。
実は、仮想化ソフトを使えば、PC上で別の作業をしながら、もしくはWindowsを使いながら、別のOSを利用することができます。
反対に、デュアルブートの場合は、
PCを起動した際に、どちらのOSを利用するかを選択するやり方になるので、別のOSを使いたいときはいちいちPCを再起動しなければいけないのです!!!
正直、面倒ですね・・・
でしたら、I田さんの助言通りに、vmwareでやりたいです。
ということで、インストールしてみたいと思います。
VMWare上でのUbuntsu利用手順
まずは、以下のサイトでVMWareをインストールします。
https://www.vmware.com/jp/products/workstation-player/workstation-player-evaluation.html
「Workstation 16.0 Player for Windowsの試用」をダウンロードします。
インストールの際は、以下の順に選択していきます。
インストール後は、以下のような画面が開けました。
次に、以下のサイトでUbuntsuの「日本語Remixイメージ」をダウンロードします。
https://www.ubuntulinux.jp/home
ダウンロードできたら、VMWareを開き、仮想マシンを作成します。
「インストーラディスクイメージファイル」に、先ほどダウンロードしたUbuntuのファイルを選択します
簡易インストール情報を入力します
任意なので、なんでもOKです!
仮想マシンの名前と場所は、このままにします。
ここまで設定できれば、あとはUbuntsuに入るだけです!
先ほどの画面で「次へ」を押下すると、以下の画面に遷移します。
最後に、ログインをすればUbuntsuに入ることができます!
ログイン後の画面がこちらです。
総論
今回は、vmwareを使い、Ubuntsuをインストールしてみました。
当初は、PCにOSが2つ存在している状態で動かすことができる、デュアルブートにしようかと考えていましたが、
上司から助言があったため、vmware上で仮想環境をつくるやり方を行いました。
Ubuntsuへログイン後の画面を見てみると、Windowsとあまり変わらないように思います。
さすが、初心者にもやさしいディストリビューションですね!
他のディストリビューションも気になるところですが、追々やってみたいと思います。
せっかくインストールしたので、次回は実際に操作してみたいと思います。